枝葉散花

詩やら写真やらを垂れ流します。

陰影の構成

ずいぶん久々に夜の外を歩く。

モノクロームの世界を、影が踊る。

色彩が無くなった、形体だけの世界。

何も無いが、何かが常に満ちている。

 

そこに本当には存在しなくても我々は、

影を見れば確かな存在を感じ取ることが出来る。

 

どんなものも二色あれば構成できる。

そんなことを思い出した。