枝葉散花

詩やら写真やらを垂れ流します。

幽鬼的電灯のひかり

昨日見た光景を、雨の下でもう一度。

同じ感動を味わえると思ったけども、

そんな事ありはしない。

既知となった美しさにすがろうと、

それは幽鬼的電灯のひかり。

ふわふわ漂うシャボン玉のように。

ふくらみすぎたら夢マボロシ

実が無い雄弁を――。

弾けないでと手を伸ばす。